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第92回日本衛生学会学術総会における若手研究者の会企画について

日本衛生学会若手研究者の会は、日本衛生学会に所属する若手研究者の交流促進とともに自由闊達な発言、相互研鑽を促すことを目的として、学術総会と夏の集いにおいてシンポジウム等や交流会を企画し活動しています。年齢的な「若手」という制限にとらわれず、幅広い年齢層(学生から教員まで)・研究分野(疫学、実験研究問わず)の研究者の皆様にご参加いただき、活発な交流を行っています。
今回、完全オンライン形式となった第92回日本衛生学会学術総会の初日(2022年3月21日(月)、企画1,12:00~14:40、企画2,14:50~15:50)に、若手研究者の会による以下の企画を開催致します。

 

2022年3月21日(月)

【若手研究者の会企画1】 12:00~14:40
<タイトル>
「衛生学の発展に向けた先制医療の可能性を考える」
Potential for preemptive medicine for the development of hygiene

【若手研究者の会企画2】14:50~15:50
<タイトル>
若手研究者交流会、若手研究者の会定期会合
Young Researchers Exchange Program and Annual Meeting of Young Researchers Association
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【若手研究者の会企画1】 12:00~14:40
<タイトル>
「衛生学の発展に向けた先制医療の可能性を考える」
Potential for preemptive medicine for the development of hygiene

<開催趣旨>
「先制医療」をメインテーマとしたシンポジウムを行います。個々に対する積極的予防法である「先制医療」の開発研究は、予防を標榜する衛生学領域における最重要研究課題の一つであると考えられています。しかしながら、多くの研究者にとって、「先制医療とは。」、「どんな技術が活用されているのか。」、「どういった疾患が対象になるのか。」、「先制医療が今後普及していくための課題とは。」といった疑問の声が多く聞かれます。そこで下記のシンポジストの先生方にご登壇いただき、先制医療を概説する講演を1演題、先制医療に関わる研究技術・分野に関する講演を2演題、先制医療の普及における課題に関する講演を2演題の計5題のプログラムを組みました。本企画を通して「先制医療」の時代における日本衛生学会の役割について考え、今後の研究にどのように繋げ、発展させていくかを考える機会にしませんか。
<座長>
鈴木武博(国立環境研究所)、堀中真野(京都府立医科大学)
<演題>
「衛生学における先制医療」 
牟礼佳苗先生(和歌山県立医科大学)
「先制医療と一塩基多型(SNPs):前向き出生コホート「北海道スタディ」の研究成果から」
小林澄貴先生(北海道大学)
「予防・先制医療に向けたデータ駆動型アプローチ」
川上英良先生(千葉大学)
「研究の倫理と社会の連帯」
井上悠輔先生(東京大学)
「先制医療の普及における遺伝性腫瘍の体制整備について」
小野寿子先生(京都府立医科大学)

【若手研究者の会企画2】14:50~15:50

<タイトル>
若手研究者交流会、若手研究者の会定期会合
Young Researchers Exchange Program and Annual Meeting of Young Researchers Association
<座長>
小林 果(三重大学)
<開催趣旨>
若手研究者の会企画1に引き続き、参加者に1グループ5-6名程度に分かれていただき、交流会を行います。研究の実績を問わず、アイデアや思いを交える場を設定したいと考えています。
交流会の後に、若手研究者の会の定期会合を開催し、次期若手研究者の会の世話人の選任、活動計画について話し合います。

【若手研究者の会について】
 日本衛生学会若手研究者の会は、若手研究者の活性化を目的とした学会公式の集まりです。その活動は学術総会にあわせて、自由集会、ポスターセッション、シンポジウムを行うこと、また若手研究者によるセミナーである「夏の集い」を行ってきました。これらは若手研究者の交流促進とともに自由闊達な発言、相互研鑽を促すことを目的としたものです。もちろん、知り合いを増やす、共同研究者を募るというネットワークづくりにも絶好の機会です。
 毎年、年齢的な「若手」という制限にとらわれず、幅広い年齢層(学生から教員まで)・研究分野(疫学、実験研究問わず)の研究者の皆様にご参加いただいています。活発な意見交換を行っていますが、初参加の学生さんが緊張しないように和やかな雰囲気の中で和気藹々と楽しくやっています。どなたでもご参加いただけますので、よろしくお願い致します。
日本衛生学会若手研究者の会 世話人
小林果(代表世話人、三重大学)、飯田裕貴子(環境管理センター)、栄徳勝光(高知大学)、北村祐貴(金城学院大学)、木戸尊將(東京慈恵会医科大学)、小林澄貴(北海道大学)、崔正国(福井大学)、鈴木武博(国立環境研究所)、原田浩二(京都大学)、人見敏明(聖マリアンナ医科大学)、藤谷倫子(京都大学)、堀中真野(京都府立医科大学)、道川武紘(東邦大学)、箕浦明(昭和大学)、宮崎航(弘前大学)、盧渓(熊本大学)

アドバイザー:辻真弓(産業医科大学)

 

★若手研究者の会の世話人を募集致します★

若手研究者の会は、日本衛生学会に所属する若手(自称)研究者の交流を推進することで、衛生学分野の研究を活発なものにしていくことを目的にした会です。規約により若干名の世話人を置いて企画打ち合わせ、活動方針を決めています。世話人の任期は1年(学術総会での定期会合から次年度学術総会の定期会合まで)です。
今回、次年度の世話人の立候補を受け付けますので、ご興味のある方は冒頭の企画申し込みのGoogleフォーム上で立候補を頂けますようお願い申し上げます。