第93回日本衛生学会学術総会若手研究者の会企画
若手研究者の会では、第93回日本衛生学会学術総会において下記のシンポジウムおよび交流会、定期会合を行います。なお、本企画は衛生学エキスパートが付与される認定イベントであり、企画1にご参加頂けますと20ポイント獲得できます(注)。
(注)今年度夏の企画へのご参加で既に20ポイント獲得されている方には積算されません
●開催概要
日時 2023年3月2日 14:00-17:50
●プログラム
【若手研究者の会企画1】14:00-16:20
座長:人見 敏明(聖マリアンナ医科大学)前半3題(発表1)
岡村 和幸(国立環境研究所)後半3題(発表2)
14:00-14:05 開催趣旨説明(人見 敏明)
14:05-15:05 発表1(発表15分、質疑応答5分)
1) 大和田 賢(東海大学)
「低酸素環境下でのがん進展予防法の開発」
2) 岡村 和幸(国立環境研究所)
「細胞老化に着目した無機ヒ素曝露による肝癌発症メカニズムの検討」
3) 宮山 貴光(東京女子医科大学)
「銀ナノ粒子による細胞死の誘導メカニズム」
15:05-15:15 休憩(10分)
15:15-16:15 発表2(発表15分、質疑応答5分)
4) 林 知里(兵庫県立大学)
「二卵性男女ペアを解析に含めた双生児法(sex limitation modeling) ~表現型にみる遺伝・環境要因への性差の影響~」
5) 橋本 日向子(大阪大学)
「双生児を対象とした食事調査を踏まえた、HbA1cに影響するエピゲノム要因の解析」
6) 相場 俊樹(量子科学技術研究開発機構)
「QSTメディカルバンクの現状と今後ー求む共同利用者ー」
16:15-16:20 閉会の挨拶(岡村 和幸)
【若手研究者の会企画2】16:30-17:50
座長:小林 果(三重大学)
16:30-17: 35 交流会(数グループに分かれて行います)
自己紹介、企画の感想、(公私問わず)興味を持っていること等、ざっくばらんに語り合う機会にしてください。世話人がコーディネーターとなります。
17:35-17:50 定期会合
今年度の活動報告、次年度の世話人選任と活動予定
【若手研究者の会懇親会】18:30(予定)会場未定→中止となりました。
●申込み期日
参加申し込み 2023年2月3日→2023年2月17日(延長しました。)
●内容について
※1 企画1(シンポジウム)
今年度の若手研究者の会では、日本衛生学会の若手研究者の研究生活に役立つ企画や活動を行うべく、メーリングリスト登録者を対象にアンケート調査を実施しました。その結果、興味のある研究やシンポジウムのテーマとして、「環境因子による健康影響」、「がん」、「ナノマテリアル」、「予防医学」といった項目が挙げられました。また、アンケート回答者の7割以上が、若手研究者の会で共同研究ができる人材探しを期待していると答えました。このアンケート調査結果を受けて、今年度は上記のテーマに該当する研究を行っている若手研究者および、共同研究ニーズに対応して、申請により利用が可能なヒトのデータセットを用いて研究を行っている研究者を集め、シンポジウムを行うこととしました。
※2 企画2(交流会)
日本衛生学会若手研究者の会は、学会に所属する若手研究者の交流促進を主たる目的の一つとしています。若手研究者や学生にとって、学術総会は研究成果を発表するとともに、同世代の衛生学領域の研究者と交流して知人・友人をつくり、研究生活にまつわる様々な思いを語る絶好の機会となります。
今回も、若手研究者の会企画1に引き続き、参加者が1グループ5-7名程度に分かれての交流会を行います。年齢的な「若手」という制限にとらわれず、若手研究者の活性化に関心を持つ幅広い年齢層の皆様のご参加をお待ちしております。
交流会の後に若手研究者の会の定期会合を開催し、次年度の若手研究者の会世話人の選任、活動計画について話し合います。
【問い合わせ先】
若手研究者の会
jsh-yra@nacos.com