日本衛生学会の会員の皆様 

2014年9月24日

利益相反マネジメントに関する検討委員会

川本俊弘(担当副理事長)

黒田嘉紀、武林亨、宮下和久、村田真理子(理事兼倫理委員会委員)

井上悠輔、岡本和士(倫理委員会委員)

* 検討委員会委員長

 

 

日本衛生学会利益相反マネジメント細則のパブリックコメントの依頼について 

 

拝啓 

 研究活動に伴う産官学の連携の推進とその成果の社会への還元が一層求められる社会状況において、学術機関のみならず学術団体においても、産学連携活動に伴い必然的・不可避的に生じる個人の利益が衝突・相反するいわゆる利益相反(COI)状態を適切にマネジメントすることが求められています。日本医学会では、「医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン」を2014年2月に改訂し、各学会が適切にこの問題に取り組んでいくことを求めています。

 日本衛生学会においても、理事会としてその必要性と重要性を認識し、2012年6月20日以降、上記委員会と理事会で検討を重ねてまいりました。 

 このほど、別紙のごとく、研究活動に関する経済的利益相反マネジメントの細則案をまとめたので、会員の皆様から意見を求めます。この細則によって、日本衛生学会会員の活動が、社会からの信頼を得ながら一層発展したものとなるよう、会員各位からのご意見をお待ちしております。なお、社会医学研究における利益相反マネジメントについては、社会医学系学会で共通の考え方を整理すべく、関連学会で検討を行っていることを申し添えます。

 次期理事選挙を経て選出された理事ならびに該当する委員会の活動開始にあわせて運用を開始する運びになっています。そのため、10月22日(水)正午を締切りとさせていただきます。 

 パブリックコメントは、メールまたは郵送で、学会事務局までお寄せください。

 メールアドレス eisei_office@nacos.com

 郵送 〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1

  東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター健康環境医工学部門内日本衛生学会事務局

 

敬具

別紙 1  利益相反マネジメント細則案  PDF
別紙 2  理事等の利益相反状態自己申告書  Word